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掲載日:2010年6月3日

平成22年度 JICA集団研修「京都メカニズム担当者養成」コース開講

平成22年6月2日(水曜日)に、JICA委託 集団研修「京都メカニズム担当者養成」コースが開講しました。本研修は、平成10年度よりICETTが実施している研修であり、本年度はブラジル、ケニア、インドネシア、タイ、ウクライナ、カザフスタンから計7名*を招聘し、6月2日から7月16日の44日間にわたって実施したします。
京都メカニズムは、温室効果ガス排出削減義務を負う国が目標を達成ための「柔軟な」メカニズムとして1997年の国連気候変動枠組み条約(United Nations Framework Convention on Climate Change)の第三回締結国会議(COP3)にて議決した京都議定書のもとで実施されているメカニズムで、クリーン開発メカニズム(Cleaner Development Mechanism:CDM)、協同実施(Joint Implementation)、排出権取引(Carbon Market)を指します。本研修は、気候変動対策に従事する行政官や民間機関でこれらのメカニズムに関連する業務に携わる管理者や技術者を対象とし、京都メカニズムの仕組みの理解向上を図ることで京都メカニズムが推進すること目指して実施しているものです。また、開発途上国にとっては気候変動対策と同様に国の持続可能な発展の実現が重要であり、研修では、持続可能な発展の実現への活用についても学んでいきます。
6月3日に実施された開講式では、ブラジル出身のMr. Munniz Alves Eaglesが研修への招聘の感謝の意を述べると共に、帰国後に研修で得た知識を実務に活かせるよう、研修に励みたいと述べました。
研修員は、これから約1ヵ月半、講義、現場見学、討議、演習を通して、帰国後に京都メカニズムの推進のためのアクションを起こすことができるよう、京都メカニズムについてより深い理解と見識を身に付けることが期待されます。(黒田)


開講式後の集合写真