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掲載日:2010年10月15日

平成22年度JICA集団研修「公害防止と地域環境管理」コース閉講

8月27日よりスタートしましたJICA集団研修「公害防止と地域環境管理」コースが無事41日間の研修期間を終え、10月6日に閉講式を迎えました。今回8ヶ国(ブラジル、ガーナ、コソボ、タジキスタン、マケドニア、ベトナム、エジプト、モルドバ)から9名の行政官(地方行政官が中心)が本研修に参加し、研修を通して自国また地域において今まさに直面している公害問題の解決法を見出し、また今後、国・地方の経済成長と共に発生し得る公害問題を未然に防ぐべく真剣に研修に取り組みました。今回の研修では、日本が今まで経験し、培ってきた公害防止・環境保全に関する政策・技術を水質汚濁・大気汚染、土壌汚染、廃棄物等幅広いテーマの講義・見学を通して学ぶだけでなく、地域での環境保全に取り組む地方行政官や企業の方々との意見交換や、行政・企業だけでなく地域住民の自主的な協力を得て行われている環境管理についても学びました。

排水処理施設の見学


四日市地域環境対策協議会とのディスカッション

研修員は、日本で学んだものを、自国また自分の立場において、どの様に課題解決の為に活用させていくかについて考えをまとめ、アクションプランを作成し研修の最後に発表会を行いました。

研修期間中、お国柄・抱える問題・置かれる立場もさまざまな研修員達がたびたび集まって、自国・地域の現状を少しでも改善させようと、夜遅くまで自主的にディスカッションをしていたのが非常に印象的でした。

琵琶湖での清掃活動参加


水質のパックテストについて実習

今回の研修で学んだことを活かして頂くのはもちろん、今回の研修でできたICETTまた研修員同士とのネットワークを活用し、今後も各国の研修員が積極的な情報交換を続け、それぞれの自国の公害問題の解決へとつなげてもらえることを期待します。


閉講式終了後