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掲載日:2010年12月10日
10月22日よりスタートしましたJICA地域別研修「ベネズエラ 循環型社会形成促進のための廃棄物総合管理」コースが42日間の研修期間を無事に終了し、12月2日に閉講式を迎えました。
閉講式終了後
自治体職員とのディスカッション
本研修にはベネズエラ・ボリバル共和国より中央政府行政官、地方政府行政官、市民団体職員、国営企業職員など、さまざまな立場の研修員12名が参加し、講義・見学を通して、日本の廃棄物管理システム、3Rの手法や実施するための技術、日本における環境意識啓発などについて習得しました。講義や見学の際には積極的に質問し、頻繁に研修員の間で「研修で得られた知識や技術を自国内で如何に取り入れるか」といったディスカッションが行われているのが見受けられ、研修の最後には、各々が帰国後にどのような行動を起こせるかをまとめたアクションプランを発表しました。帰国後はそれぞれの立場で抱えている問題を解決するだけでなく、互いが連携し合って国内で抱える問題を解決していってくれることと期待しております。
現場見学会の様子
見学先の小学校にて
週末には京都見学やお茶体験、海岸清掃活動に出かけたり、地元の方々を招いての地域交流会を他コースと共催し、参加者の皆さんと手振り身振りでコミュニケーションをとりながら、習字や折り紙、落語などの日本文化に触れることができ、来日前に期待していた以上の楽しい思い出を持ち帰ることができたようです。
本研修中でご協力を賜りました講師、関係者の皆様には真摯にご対応いただきましたことを改めて感謝申し上げます。(大矢)