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明日の地球のために

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掲載日:2010年12月13日

JICA「中央アジア・コーカサス地域クリーン開発メカニズム案件形成促進」コース閉講

11月9日(火曜日)より開講したJICA地域別研修「中央アジア・コーカサス地域クリーン開発メカニズム案件形成促進」コースが約1ヶ月の期間を終え、12月7日(火曜日)に終了しました。研修員はカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの政府行政官で各国1名、合計4名の小さい研修グループでした。

開講式

講義風景

この研修は、地球規模で取り組む必要のある地球温暖化対策のため先進国と開発途上国が協力して行うことができるクリーン開発メカニズム(CDM)のプロジェクトについて学ぶ研修です。プロジェクトのホスト国として、より魅力的な案件を発掘できるように研修員の所属する国家指定機関の体制づくりや投資者にプロジェクトにつながる有益な情報を提供するためのHPやパンフレットを考えられるように人材育成を行いました。

海岸清掃メンバーと

講師との記念に

研修中、京都メカニズム、CDMプロジェクトデザイン書の作成などの講義や演習、そして風力、太陽光発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギーの実地見学や省エネ・省資源の視点から電力会社やセメント工場を訪問しました。また、講義以外にも休日を利用して日本文化体験として四日市の泗翠庵でお茶の体験や茶室の見学、明和町で海岸清掃活動に参加し、短い時間でしたが日本人との交流の時間も持つことができました。滞在中、誕生日を迎えた研修員のために、他のコースと共同で密かに誕生パーティーを計画し、研修員同士の交流も深めることができました。

誕生日パーティー

泗翠庵

研修員からは、講義は内容が豊富で興味深く、視察先でも日本の技術向上の成果を見ることができた事、日本に対しては、文化的行動様式、お互いの人間関係のあり方、勤勉な仕事の仕方、清潔で秩序ある社会に感嘆し、それを模倣するに値するよい国であり、また、緑が多く自然に恵まれた国であるという感想が得られました。(喜瀬)