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明日の地球のために

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掲載日:2010年7月28日

平成22年度 JICA委託 集団研修「京都メカニズム担当者養成」コース閉講

JICA委託 集団研修「京都メカニズム担当者養成」コースが平成22年7月16日に開講しました。本年度はブラジル、ケニア、インドネシア、タイ、ウクライナ、カザフスタンから計7名が来日し、44日間の研修期間の間に京都メカニズムや気候変動対策への理解を高めると同時に、日本の文化や習慣についても理解を深めました。

研修においては、研修員は講師の方々から京都メカニズムの仕組みや現状および将来的展望への知見を深めるとともに、演習でクリーン開発メカニズム(CDM)や協同実施(JI)のプロジェクト設計書(PDD)を作成し、その書き方や要点を学びました。また、工場見学を通して、地球温暖化防止に資する技術やその活用方法について学び、自国での適応可能性について検討しました。最後に、帰国後に研修で得た知識を活かして自国の課題に取り組むため、アクションプランを作成し、発表しました。研修員は、講師や見学先からだけではなく、異なる国情にありながら共に気候変動対策という同じ目的のために働く他の研修員からも学び、互いに知識の幅を広げていました。

また、44日間の日常生活のほか、ホームステイ・ホームビジット、茶道体験、日本の寺社への訪問を通し、研修員は日本の文化や習慣に触れ、日本への理解を深めました。

閉講式では、ウクライナ出身のMr. Kravchenko Yaroslav Anatolijovichが研修員を代表し、研修実施に携わった関係者に謝意を述べるとともに、アクションプランの実施と気候変動対策への取り組みに強い意志を示しました。研修員の今後の活躍と温暖化防止への貢献が期待されます。

また、講師や企業の方々には本研修に多大なご協力を頂きましたこと、この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。(黒田)

PDDの作成


アクションプラン発表会


現場見学(風力発電所)