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明日の地球のために

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掲載日:2008年6月13日

平成20年度「集団(第1回)京都メカニズム担当者養成」コ-ス開講

平成20年6月11日、アルゼンチン、ブラジル、ブルキナファソ、カンボジア、エジプト、ケニア、ラオス、メキシコ、ネパール、パラグアイ、ソロモン諸島、ブータンから各1名の計12名の研修生を招聘し、「集団(第1回)京都メカニズム担当者養成」研修を開講しました。この事業はJICA(独立行政法人 国際協力機構)の委託を受け行われます。

1.研修期間

平成20年6月12日(木曜日)から平成20年7月25日(金曜日)まで

2.研修内容(研修の目的等)

地球温暖化問題は、典型的な地球環境問題であり、その影響は一ケ国に留まらず、地球全体に大きな影響を及ぼすものである。そのため1997年の「国連気候変動枠組条約」(UNFCCC)の「第三回締約国会議(COP3:京都議定書)」において温室効果ガスの削減約束の達成とともに開発途上国においても持続可能な開発の支援のために、他国における温室効果ガスの排出削減量を自国の約束達成に利用できるCDM(クリーン開発メカニズム)/JI(共同実施)を含む京都メカニズムの活用が認められている。
2005年2月に京都議定書が正式に発効し、今年、2008年にその第一約束期間が始った。実効性のある取り組みとして日本政府においても2006年より「京都メカニズム」を活用したクレジットの取得を開始している。
しかし、CDM/JIプロジェクトにおいて有力なホスト国となりうる開発途上国の政府が「京都メカニズム」のシステムについて十分な情報が得られず、その体制作りが進んでいないという現状がある。
上記の背景を受けて本コースでは、京都メカニズムのシステムを学び、京都メカニズムにおける開発途上国の体制整備に必要な政府担当者の能力育成を図ることを目的とする。