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明日の地球のために

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掲載日:2008年8月6日

平成20年度 化学産業における環境管理技術研修の閉講

石油化学をはじめとする化学産業の最近の技術動向、環境管理技術のノウハウ等を紹介し、経済と環境を両立させる考え方及びその手法を学ばせることにより、開発途上国の化学産業の振興と環境保全に寄与することを目的とした当研修を平成20年6月2日~平成20年7月19日の間、中央・地方政府の監察官あるいは計画担当者、もしくは企業における管理者・技術者を対象に開催しました。更に、研修では化学物質の安全管理に関する国際条約への日本や各国の取り組みに関する情報紹介等、化学産業を取り巻く状況や最新の課題を取り上げることで、研修員の理解を促し、自国の環境問題改善に資することを期待しています。研修で学んだ環境管理技術やその手法等を帰国後どのように実践するかを研修員自らがアクションプランとして策定し研修成果として自国に持ち帰えりました。
イスラム圏よりサウジ、チュニジアの2カ国、アジア地域よりインド、ヴェトナム、の計4カ国参加の集団型研修でしたが、研修講義での質疑応答は、少人数にもかかわらず活発で、各国の制度や環境管理技術の状況の情報交換ができました。45日間に及ぶ共同生活で研修員間の友情も育まれ、この間に形成された情報ネットワークは、帰国後の研修員各自の業務遂行面で大いに利用しもらうことを期待しています。
また、休日を利用して日本の家庭へホームビジット・ホームスティで受け入れて戴き、日本の日常生活やバックグラウンドとなっている文化にも直接触れることで、研修員の日本に対する理解度を深めることができました。東京の浅草寺や倉敷、京都の見学で、日本の伝統的文化を観察する機会も持ってもらいました。
講義・見学やホームビジット・ホームスティ等、それぞれに関係した協力者の方々のおかげで、研修員は7月18日に、思い出一杯でICETTを後にしました。この紙面をお借りして、厚くお礼申し上げます。