文字サイズ
拡大
縮小
色変更
標準
青地に黄色
黄色地に黒
黒地に黄色

English

  • お問い合わせ
  • サイトマップ

明日の地球のために

ホーム > 研修・指導 > 国内受入研修・技術指導 > 平成20年度の事業 > JICA留学生セミナー(環境保全)研修「自動車産業における持続可能な開発と環境」閉講

ここから本文です。

掲載日:2009年3月12日

JICA留学生セミナー(環境保全)研修「自動車産業における持続可能な開発と環境」閉講

ICETTが立地する中部圏はものづくり産業の盛んな地域で、特に自動車産業はトヨタ、ホンダといった世界的に著名なメーカーが立地するなど代表的な産業と言うべきものです。また過去に産業公害を経験した四日市には公害防止に関連する経験や技術が蓄積されています。3月2日(月曜日)~3月9日(月曜日)の8日間、そうした中部圏の特色を活かし、自動車産業分野における環境保全を主テーマとし環境保全について学びました。
参加者は日本に滞在中のミャンマー2名、中国・ウズベキスタン・ラオス・フィリピン・ガーナ各1名の7名の留学生で、普段はそれぞれ違う大学に通い、専攻も様々な留学生たちが全国から集まりました。


出身国の違う留学生どうしが、互いの国でどのようなことが主要な環境問題になっているのかといったことについて情報を交換するよい機会になりました。また自動車メーカーの生産ラインや自動車リサイクル施設、さらに使用後の天ぷら油からバイオディーゼルと呼ばれる次世代燃料をつくっている現場を見学しました。バイオディーゼルを燃料とするゴミ収集車のエンジンがかかるとその排気ガスからは“天ぷら”の臭いがしました。普段なかなか見ることのできない施設や技術について学ぶことを通して留学生たちは、地球環境を守るために今後自分たちに何か出来ることがあるのではないかと、気付いたようであった。
また、研修期間中にひなまつりを祝い、ミニかるた大会も催しました。研修員は日本の文化にも触れることが出来、予想以上にみんなが楽しそうな研修を過ごしていました。