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掲載日:2008年7月7日
平成20年7月2日、ボリビア、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ヴェネズエラから計16名の研修生を招聘し、JICA中南米地域「循環型社会形成促進のための廃棄物総合管理」研修を開講しました。この事業はJICA(独立行政法人 国際協力機構)の委託を受け行われます。
平成20年7月3日(木曜日)から平成20年8月7日(金曜日)まで
中南米各国では、首都への過剰な人口集中により、種々の都市問題が発生してきており、とりわけ都市廃棄物(一般廃棄物および産業廃棄物)を中心とした環境汚染が大きな問題となっている。本コースでは、日本における効率的な廃棄物処理技術に加え、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進による循環型社会構築や環境教育等のソフト面に焦点を当て、一般家庭や事業所などの発生源における環境意識啓発を促すとともに、行政によるその支援体制について研修を実施し、中南米が抱える都市廃棄物の諸問題に対応可能な日本のノウハウや技術を修得することを目的とする。また、廃棄物処理を通じた新エネルギーの開発や活用など新たな視点を盛り込み、循環型社会構築については地球温暖化防止への貢献も含めて、中南米各国の事情にあったダイナミックな計画立案とその実践に向けた行政官の能力開発を行う。