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掲載日:2009年1月16日
財団法人国際環境技術移転研究センター(ICETT)では、独立行政法人国際協力機構(JICA)から委託を受けて、集団研修「行政官のための固形廃棄物総合管理」コースを1月15日に開講式を行い、開催しています。以下、今回開催の研修概要です。
平成21年1月14日(水曜日)~2月20日(金曜日)
の6カ国から7名
開発途上国では、急速な人口増加と開発により都市化が加速する中、これに連動して大気、水質、廃棄物などの環境問題が発生している地域が多くあります。また、戦争や内紛後の都市部のインフラ整備・再開発においても大量の廃棄物が発生します。しかしながら、固形廃棄物については、大気汚染や水質汚濁に比べて人体の健康に直接影響を及ぼす危険性が低いことから、抜本的な対策が先送りされがちです。
このような状況に鑑み、本コースでは、主として都市部の固形廃棄物管理事情を改善させるために、担当行政官が固形廃棄物の処理技術及び管理体制の向上を図ることを目標として、3Rを基本とする日本の廃棄物行政のノウハウや具体的な処理技術を中心に、地域開発と環境保全の両立などについても理解を深める研修を実施いたします。
また、期間中には、近隣住民の皆さんの協力により、ホームステイを予定するなど、日本の文化やライフスタイルなどを理解する機会も設けています。