掲載日：2008年6月11日

平成20年度 集団研修「化学産業における環境管理技術」コ-ス開講

平成20年6月4日、インド、サウジアラビア、チュニジア、ベトナムからインド2名、他各1名の計5名の研修生を招聘し、集団研修「化学産業における環境管理技術」研修を開講しました。この事業はJICA（独立行政法人　国際協力機構）の委託を受け行われます。

1.研修期間

平成20年6月4日（水曜日）〔入館〕～7月18日（金曜日）〔退館〕

2.研修内容（研修の目的等）

当コ-スでは、広く多様な化学産業の実態を踏まえ、対象を化学産業全般としている。化学産業の裾野は、医薬、農薬、機能性化学品、塗料・染料等に広がっており各々の分野で環境管理技術の普及が急がれている。そこで、本研修コースでは石油化学をはじめとする化学産業の最近の技術動向、環境管理技術のノウハウ等を紹介し、経済と環境を両立させる考え方及びその手法を学ばせることにより開発途上国の化学産業の振興と環境保全に寄与することを目的とする。また、化学物質の安全管理に関する国際条約への日本や各国の取組みに関する情報の紹介等、化学産業を取り巻く状況や最新の課題を取り上げ、研修員の理解を促すことで自国の環境問題改善に資する。