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掲載日:2010年3月4日

JETRO委託 『フィリピン共和国 小型風力発電機普及に向けた実証事業』

平成21年度のJETRO貿易投資円滑化支援事業『フィリピン共和国 小型風力発電機普及に向けた実証事業』は、再生可能エネルギー法案が可決され、クリーンエネルギーの導入に関心の深まったフィリピンにおいて、DOST(科学技術庁)をカウンターパートとし、平成21年8月より実施されこのたび終了しました。
この事業は、ICETTが経済産業省補助事業の中で技術開発の支援を行った、ループウイング社の小型風力発電機(定格2kW、静穏性、耐久性に特徴)のフィリピンでの適合性の実証実験を行うとともに、小型風力発電機の導入、普及に向けた技術的、制度的な課題を整理することを目的としました。
昨年11月に、マニラの首都管区、及び第4管区の3箇所への設置が完了し、データの収集が始まっています。発電された電力は、照明やバイオリアクターなどに使用される予定で、通常電力消費量の削減に繋がることが期待されています。
昨年12月3日(木曜日)には、マニラにあるニューワールドホテルで啓発セミナーが開催し、120名を超える中央官庁、地方自治体、民間企業の人達が出席し、本実証事業の事例発表及び、小型風力発電機や再生可能エネルギーについての講義を聴講しました。
この事業に関しては、現地の各種報道機関にも取り上げられ、フィリピン国民の再生可能エネルギーへの意識の強さを実感すると共に、これまで縁のなかった人々にも地球環境保全にかかわる知識や、関心を持ってもらうきっかけになればと思っています。(宇佐美)

キックオフ会合


風力発電機に取り付けた銘板

実証サイトA DOSTエネルギー部屋上

実証サイトC ガランフード社工場敷地内


12月3日啓発セミナー