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掲載日:2010年4月1日

大型藻類群落の拡大によるCO2固定に関する研究

事業名:地球環境保全関係産業技術開発促進事業(経済産業省補助事業)

研究開発テーマ:大型藻類群落の拡大によるCO2固定に関する研究

大型藻類群落拡大によるCO2固定のため、カジメの食害を忌避する海藻の混植や中間育成における馴致等を行い、実海域移植後の生存率向上のための研究を行った。

研究期間:平成11年~平成13年

研究参加企業:中部電力(株)

概要

平成13年度研究成果報告会での評価/質疑応答

委員
CO2固定量の把握について、室内試験で得られたデータを用いてモデル式を構築し、海域(藻場)で測定した環境データを当てはめて算出したと発表されたが、実際の海域(藻場)でカプセルをかぶせて実測した方が確実であると考えられる。測定の方法次第で数値が変動することもあるので測定についても工夫が欲しい。

研究参加企業
カプセルでの測定も検討したが、既存値との比較を考慮した従来測定方法の延長上では、圧力変動の大きな海中で精度良く計測できる機器の開発が困難であること、また、水深約15mでの潜水による測定作業の安全性などから非常に難しいと考えたため、今回は室内試験で実施した。室内試験では当該海域の水温や光条件等を模擬して測定したため現実に近い数値が得られたと考えているが、今後機会があればカプセルによる測定の可能性についても検討したい。

委員
研究当初は、実用化は難しいと思っていたが、現在建設中の中部国際空港の藻場造成事業に採用されるなど実用化されてすばらしい。

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