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掲載日:2010年4月1日

画期的低公害型モジュール式塗装方式の技術開発

業名:地球環境保全関係産業技術開発促進事業(経済産業省補助事業)

研究開発テーマ:画期的低公害型モジュール式塗装方式の技術開発

自動車ボディーのスプレー塗装において発生する揮発性有機溶剤、塗装粕等の廃棄物、CO2を最小限に抑制することがきる塗装システムを開発した。

研究期間:平成11年~平成13年

研究参加企業:トヨタ自動車(株)

概要

平成13年度研究成果報告会での評価/質疑応答

委員
すでに実用化の実績はあるのか。

研究参加企業
ある。課題があるものもあるが、ブース整流室構造やモジュール型塗装ロボットシステムなどは実ラインに採用の予定である。

委員
10年位前から塗装に関しては、ロボット化して高効率化してきたと聞く。しかし今般はユニットとしてそれぞれの大きなラインに組み込むとなると、投資も大きいのではないか。3年~5年でできるのか。環境負荷低減と経済効果はどのくらいか。

研究参加企業
これからのラインには、会社決定となれば積極的に組み込んでいく。環境に対する負荷は、10年前に比べると格段に良くなっている。最近の大きな変化として、VOC対策がある。従来は下塗りを除いてすべて溶剤型でやっていたが、ここに来て水性化になってきた。当社ではベース(下塗り)のみならず中塗りも水性化している。溶剤では工程内リサイクルは成り立たないが、水性であれば工程で回収でき、工程内で再利用という発想が生まれた。環境にやさしい水性をベースにしてより低公害型、経済の成り立つシステムが考えられるようになった。

委員
上塗りは水性ではないのか。

研究参加企業
水性ではない。しかし2005年までに全面水性に切り替え予定である。

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