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ホーム > 交流・連携 > 平成24年度の事業 > CTI PFAN アジア・クリーンエネルギー・ファイナンシング・フォーラム(AFCEF-3)

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掲載日:2013年4月2日

CTI PFANアジア・クリーンエネルギー・ファイナンシング・フォーラム(AFCEF-3)

CTI PFAN-CTI Private Financing Advisory Network(CTI 民間資金調達支援ネットワーク)は、クリーンエネルギー・再生可能エネルギー分野に携わる事業開発者と投資家を結ぶ架け橋となり、有望で革新的なプロジェクトの実現を促進する、多国間による官民パートナーシップです。CTIが、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の技術移転専門家グループ(EGTT)との協力により、立ち上げました。

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AFCEF-3発表者・コーチ

 

 

昨年のアフリカでのフォーラムに続いて、2013年2月22日にシンガポールにて、CTI PFAN アジア・クリーンエネルギー・ファイナンシング・フォーラム(AFCEF-3)を開催しました。投資家を前に、41件の応募の中から優秀案件として選ばれた10件の事業(合わせて年間200万CO2換算トン分の温室効果ガス削減見込み)の発表が行われました。

 

AFCEF-3 発表事業概要リスト(PDF:180KB)

CTI PFANが主催した本フォーラムには、アジアその他の各地から100名以上の資本家、クリーンエネルギー専門家、金融機関の代表者が参加しました。

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CTI PFANグローバル·コーディネーター Peter Storey氏

“AFCEF-3フォーラムでアジア各地の事業開発者と投資家のマッチングをすることによって事業を実現させ、成長著しいアジアのクリーンエネルギー市場への更なる投資の流れを増やす事につながります。” ー CTI PFANグローバル•コーディネーター Peter Storey氏

インド、タイ、フィリピン、カンボジア、バングラデッシュ、インドネシアの起業家や企業による、バイオ燃料、太陽光、バイオガス、廃棄物からのエネルギー生成 / 回収をテーマとした10件のプロジェクトが発表され、これらが調達しようとしている総投資額は2.97億米ドル余りでした。

 

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CTI PFANマネージャー Elmer Holt氏

“実際にプロジェクトの実施を促し、経済的利益のみではなく、社会的、環境的な利益をもたらす結果を出しているところが、CTI PFANプログラムの特筆すべき特長です。” ー CTI PFANマネージャー Elmer Holt氏

CTI PFANは、経済的に実行可能で環境に有益な案件を事業計画の審査によって選考し、投資家に引き合わせるまでに集中的なコーチングと指導を提供しています。CTI PFANは現在、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ地域で164件以上のクリーンエネルギー事業をサポートしています。これまでに、38件のクリーンエネルギー事業のために432万USドル以上の資金の調達を実現しました。

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RiverGen インドネシアにおける小型水力発電施設開発事業

Shri Shakti Alternative Energy Ltd インドにおける太陽光発電プロセスゾーン開発及び運営事業

本フォーラムでは、発表された10件の中から厳正な審査により、CTI PFANクリーンエネルギー・ファイナンシング最優秀賞として、インドネシアにおける小型水力発電施設開発事業のRiverGen、インドにおける太陽光発電プロセスゾーン開発及び運営事業のShri Shakti Alternative Energy Ltdの2件が選ばれました。投資家にとってAFCEF-3フォーラムは、利益が見込まれ、また環境と開発への恩恵が検証されている、より抜きの事業と接触する良い機会になりました。また、アジアのクリーンエネルギー起業家にとっては他に無いネットワーキングの場になりました。

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AFCEF-3地域コーディネーター Nagaraja Rao氏

CTI PFANは投資家や事業開発者を結びつける重要な架け橋の役割を担っています。特に今回のフォーラムは、アジアのクリーンエネルギー投資家の投資案件を増やすことに重点を置いて実施しました。” ―AFCEF-3地域コーディネーター Nagaraja Rao氏

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SEAS会長 Edwin Khew氏

“クリーンエネルギー事業成長の実現の鍵は、事業の拡張性とリスク軽減により、ポテンシャルの高い投資案件が資金調達に成功するか否かにあります。AFCEF-3ではこうした経済的実行力のある事業を厳選し指導してきました。また、シンガポールはアジアの金融センターとしてその地位を確立しており、AFCEF-3のような投資機会創出の場としては絶好のロケーションです。” ー シンガポール持続可能エネルギー協会(SEAS)会長 Edwin Khew氏

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経済産業省 宮地慧氏

“国際社会の一員として、日本は、経済産業省を通じCTI活動をサポートしており、ICETTをCTI事務局としてAFCEF-3などのCTI PFANファイナンシング•フォーラムを実施してきました。気候変動問題に対処するためには、先進国・途上国の双方が、技術・市場・資金を総合的に動員し、高度な低炭素技術・製品の普及を促進することが重要です。” ー 経済産業省 宮地慧氏


AFCEF-3は、CTI、CTI PFAN、米国国際開発庁(USAID)、アジア開発銀行(ADB)のEnergy for Allプログラム、ICETTの支援を受けました。また、Dawn Consulting、 CleanEnergy Solutions International (CSI)、PPL International、SEAS、ReEx Capital Asia、シンガポール経済開発庁(EDB)のSmall Business Bureau (SBB)、Business Angel Network Southeast Asia (BANSEA)の協力の下、開催されました。


AFCEF-3優秀案件10件、準優秀案件7件の事業概要ポスター(英語のみ)(外部サイトへリンク)

 



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