平成10年度の事業

わが国の優れた環境保全技術を開発途上国に移転し、環境改善に役立てるため、インターネットを活用した情報発信のためのネットワークを構築した。

三重県・四日市市委託

APEC地域における環境対策を推進するため、インターネットを通じて、わが国に蓄積されている環境保全技術情報をデータベースとして提供しているが、本年度はその拡充を行った。

NEDO委託

北京で開催された第1回CTI産業界ジョイントセミナーに参加し、APECバーチャルセンター、ETERNET-APRの取組みや、ICETTの環境技術データベース等を紹介し、これら環境情報ネットワークへの参加を各国に呼びかけた。
講師：倉 剛進 専務理事

5月19日～5月20日

NEDO、米国エネルギー省、中国清華大学共催

フィリピンでの環境改善に向けた具体的な取り組みを促進するため、メトロマニラでセミナー「フィリピン2000年に向けて」を開催した。また、同セミナーの評価と今後の方向性を模索するため、ICETTでワークショップを実施した。

セミナー：7月28日～7月29日ワークショップ：1月11日～1月16日

地球環境基金助成

（社）産業環境管理協会で開催された養成研修で「国際協力専門家の役割と開発途上国における人材開発」と題して講義を行った。
講師：近藤孝嗣　企画部長

第10回 12月8日第11回 1999年3月3日

（社）産業環境管理協会主催

鈴鹿国際大学短期大学部で開催された「市民公開講座」において「環境技術の移転」について講演を行った。
講師：近藤孝嗣　企画部長

12月12日

鈴鹿国際大学短期大学部、（財）鈴鹿市文化振興事業団共催

（社）蔵前工業会（東京工業大学同窓会）の講演会において「開発途上国の環境問題」と題して講演を行った。
講師：野田眞男　技術顧問

1999年3月24日

（社）蔵前工業会（東京工業大学同窓会）主催

情報発信手段としての機関誌「ICETT」の23～26号を発刊した。

日本自転車振興会補助

ICETT事業活動紹介のためのパンフレット（日本語版、英語版、中国語版）を改訂し作成した。

日本自転車振興会補助

研修教材等として活用するため、「産業廃棄物の現状と処理対策（英語版）」のビデオを制作した。

日本自転車振興会補助

研修修了者のネットワークづくりの一環として、ニューズレター「ICETT NEWS」の4号を発行した。（英語版、中国語版）

日本自転車振興会補助