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明日の地球のために

ホーム > 交流・連携 > 平成20年度の事業 > 環境経営人材育成可能性調査事業 日独共同実施大学院IMAT学生訪問(三重県委託事業) (再掲)

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掲載日:2009年1月26日

環境経営人材育成可能性調査事業 日独共同実施大学院IMAT学生訪問(三重県委託事業) (再掲)

昨年に引続き、三重県と四日市市の招きで、日独共同大学院IMAT学生・教官14名が1月11日から1週間三重県を訪問しました。今年度は、野呂昭彦三重県知事、田中俊行四日市市長を表敬訪問した他、12の県内企業、事業所、学校を環境視察し、環境セミナーにも参加し、多くの経験・知見を得、また、四日市大学学生等との交流も行いました。

背景と事業目的

環境管理で知られるドイツのトリア単科大学と大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)とは国際原料流通マネジメント(IMAT)という環境主体の修士課程を共同実施しています。日本で1年、ドイツで1年勉強し、日独の学位が得られるコースです。
一昨年秋に野呂知事と井上哲夫前四日市市長がトリア単科大学を訪問したことにより交流が始まり、昨年1月は25名の学生・教官が三重県を訪問しました。今年度はICETTが企画提案し、本事業を受託しました。

事業内容とスケジュール

学生について:

学生13名(男性6名、女性7名)は現在別府APUに在学中で、夜行バスを利用して1月11日朝、名古屋に着きました。出身国は、インドネシア、中国、インド、ミャンマー、ドイツ、クロアチア、ガーナ、ウガンダなど9カ国で、トリニダード・トバゴのクレアンさんが学生のリーダーでした。インドネシアのアンさん、ビナさんの2名はAPU学部に4年間在籍し、日本語が上手でした。また、半数の学生が日本語で自己紹介をしました。昨年に引続き、教官のクナウス講師はドイツから来ました。

スケジュール:

表敬訪問のほか、多数の環境関係で実績のある企業や事業所を訪問しました。説明を受けた後、現場訪問する、ややハードなバスツアーでしたが、学生は無事こなし、ICETTに戻ってからも真夜中まで討議をしていました。

月日

午前

午後

1月11日

ICETT到着

歓迎会、合同研究会

1月12日

中部電力川越発電所

サンユー技研津ハウジングセンター

1月13日

北部浄化センター東芝

四日市中央工業高校廃棄物処理センター
四日市市長表敬訪問

1月14日

モリタホールディング

愛農学園農業高校

1月15日

三重県知事表敬訪問

MFCAセミナー

1月16日

三惠工業鈴鹿富士ゼロックス

太平洋セメント

1月17日

まとめ、修了式

 

最終日に、まとめとして幾つかの提言があり、修了証書授与の後、学生たちは夜行バスにて別府に無事戻りました。また、勉強だけでなく、ICETT近隣の催し物に参加するなど日本の文化にも触れることができ、有意義な交流となりました。
今回の訪問がIMAT学生だけでなく、今後の三重県の環境経営人材育成に繋がることを期待しています。