【報告】三重県委託事業 令和8年度グローカル人材育成講座第1回を開催しました。
ICETTは三重県からの委託を受け、「グローカル人材育成講座」を全3回にわたり開催します。本講座は、三重県にゆかりのある若者が国際的な意識・感覚を高め、世界へ目を向けるきっかけとなるような機会を提供することで、三重の未来を担う若者の国際的な視野を広げ、グローカル人材の育成につなげることを目的としています。
このたび第1回講座を、『こんな身近にあったグローバル企業!~地域で活躍する企業から世界とのつながりを学ぶ~』と題して開催しましたので、その様子をご報告します。
日時:令和8年8月24日(月)13:30~16:30
場所:井村屋グループ株式会社 本社工場(三重県津市高茶屋7丁目1-1)
講師:執行役員常務 経営戦略室長 尾崎 弘二 氏
取締役 経営戦略グループ長 兼 グローバル事業ユニット長 井村 慎 氏
環境・安全推進部 GX推進チーム長 小林 正靖 氏
参加者:三重県内の高校生・大学生、県外大学に通う三重県出身の学生など37名
第1回講座では、大人気商品「あずきバー」をはじめ、様々な人気商品を製造・販売し、三重から全国・海外へ展開している井村屋グループ株式会社を訪問しました。

講座前半の工場見学では、アイス工場や点心デリ工場において、商品が安全かつ効率的に製造される工程を見学したほか、製品を保管・管理する冷凍倉庫も見学しました。また、バイオマスボイラーをはじめとする環境関連施設では、地球温暖化対策や資源循環に向けた取組について説明を受け、企業活動を支える製造現場や環境配慮への取組について理解を深めました。
講座後半の講義では、井村屋グループの会社概要や企業理念、活動指針である「不易流行」の考え方、その理念を基盤とした経営の歩みについて学びました。また、アメリカ、中国、マレーシアをはじめとする海外展開や、各国のニーズに合わせて和食文化を世界へ発信する取組について説明を受けるとともに、バイオマスボイラーや食品ロス削減などの環境への取組、地域と連携した防災への備えについて理解を深めました。


続いて行われたグループディスカッションでは、本日の学びや印象に残ったことについて意見交換を行いました。各グループで活発な議論と発表が行われ、参加者同士が多様な視点に触れることで、地域と世界とのつながりについて理解を深めました。
講座後のアンケートでは、「海外展開において宗教や文化の違いを踏まえた商品開発が印象に残った」などグローバル展開・海外事業に関する意見、「バイオマスボイラーや食品ロス削減の取組に感動した」など環境配慮・食品ロス削減の取組に関する意見、「『不易流行』の考え方がとても印象に残った」など企業理念や経営哲学に関する意見など、多くの学びや気づきの声が寄せられました。また、参加者の多くが、三重県の魅力や強み、地域と世界とのつながりについて考えるきっかけになったと回答しており、グローカルな視点を養う貴重な機会となりました。
本講座を通じて、地域に根ざしながら世界へ展開する企業の取組に触れることで、地域と世界とのつながりを自分事として捉え、自らの将来やキャリア形成について考える契機になったものと思います。

【次回のお知らせ】
ICETTでは第2回講座を
『三重の魅力を世界に伝えるインバウンド誘客 ~観光資源を活かした誘客の現場から世界とのつながりを探る~』と題して11月7日(土)に開催予定です。
近日中に参加者の募集を開始します。皆さまのご参加を心よりお待ちしています!

