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【報告】四日市市委託事業 令和8年度高校生地球環境塾を実施しました。

概要

 ICETTでは四日市市からの委託事業として、高校生を対象とした「高校生地球環境塾」を開催しました。令和8年度は「循環型社会の実現に向けて~みんなで創る住み続けられるまち~」をテーマとし、7月28日から8月2日までの6日間で実施しました。

背景と目的

 毎年夏休み期間中に四日市市の友好都市である中国天津市と、姉妹都市である米国ロングビーチ市の高校生を四日市市に招き、四日市市の高校生と共に環境問題等について研修及び意見交換を行い、相互理解を深める機会を提供しています。これにより、次世代を担う青少年が国際的な視野から環境について考え、各都市における環境保全活動の活性化につなげることを目的としています。

内容

 約1週間のプログラムでは、様々な企業や施設の協力を得て、講義や施設見学を行いました。なお、今年度については、中国天津市の高校生は来日せず、プログラムの一部にオンラインで参加しました。

  • 四日市公害と環境未来館
  • 四日市市立博物館
  • 四日市市クリーンセンター 
  • 三重県資源循環推進課
  • 循環型社会の実現に向けて取組を行なう企業4社

 

講義、施設見学の内容について、一部をご紹介します。

  • 循環型社会の概要や三重県内の取組に関する講義
  • 家電リサイクルを通じた環境負荷軽減に関する講義、家電リサイクル処理施設見学
  • コンビナート企業における地球温暖化対策などに関するプレゼンテーション、ポリスチレンプラントの見学
  • 食品トレーのリサイクル工程見学、リサイクルされたエコ製品による二酸化炭素の削減などについての講義
  • 企業活動を通じた食品廃棄物削減の取組紹介と工場見学 
四日市公害と環境未来館の見学
四日市市クリーンセンターの見学

 本事業は、文化体験を通じて国際交流を深めることも目的の一つです。今年度は、「日永うちわ」作りと華道を体験しました。「日永うちわ」作りでは、その歴史などについて説明を受けた後、各々のうちわを作りました。完成したうちわは、世界に1本しかない記念の品となりました。また、四日市商業高校華道部にご協力いただいた華道体験では、華道を初めて体験する生徒も多く、高校生同士が交流を深める機会となりました。加えて、伊勢神宮の訪問では、日本文化を体感できる機会にもなりました。

成果と展望

 研修最終日には、四日市市とロングビーチ市の高校生が混合する形で2グループに分かれて、成果発表を行いました。生徒たちは、講義や見学を通して理解を深め、循環型社会の実現に向けて自ら何ができるかを考え発表するなど、成長につながる機会となりました。また、オンラインにて参加した中国天津市の高校生から、発表に対する質問もあり、3か国の高校生がともに学び、考え、交流する充実した時間にもなりました。

 両チームの発表後には、一般社団法人SDGsコミュニティ新海洋子氏より講評をいただき、その後、「循環型社会とSDGs」というタイトルにてご講義をいただきました。講義では、SDGsの概要や、循環型社会とSDGsとの関係性、持続可能な社会を作るために必要なことなどについて、生徒たちは理解を深めました。講義を通じて、循環型社会の実現のために、社会や自分たちには何が求められているかなど、改めて考える機会となりました。 

Aグループ発表の様子
Bグループ発表の様子
閉講式後の記念撮影

 今回の地球環境塾で結ばれた友情を通して、各都市の未来を担う高校生たちが今後も交流を継続し、天津市とロングビーチ市と四日市市の環境問題の改善、そして友好の架け橋となる人材として活躍されることを祈念いたします。 

〒512‐1211 三重県四日市市桜町3684番地の11
電話番号:059-329-3500 
ファクス番号:059-329-8115

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