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掲載日:2013年9月13日
公益財団法人国際環境技術移転センター(以下「ICETT」)は、経済産業省の委託事業、「地球環境国際連携事業」において、日本を含むCTI加盟国[1] の中小企業が有する優れた気候変動防止技術を、それらの技術ニーズを有する発展途上国及び新興国に移転促進するための持続可能な支援スキームをCTI CTBNプログラム[2]として構築することを計画しています。本事業のもと、発展途上国及び新興国における気候変動防止技術ニーズに適応する技術シーズを有する企業を特定するため、以下の通り企業の募集を実施します。
※[1]
CTIとは、気候変動防止技術イニシアティブ(Climate Technology Initiative)の略。CTIは1995年の国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第1回締約国会議(COP1)において、国際エネルギー機関(IEA)/OECD加盟国及び欧州委員会によって設立された、多国間による国際連携イニシアティブであり、2003年にはIEAの実施協定として位置づけられた。<http://www.icett.or.jp/cti/index.html> CTI加盟国とは、オーストラリア、オーストリア、カナダ、フィンランド、ドイツ、日本、ノルウェー、韓国、スウェーデン、英国、アメリカの11カ国
※[2]
CTIクリーン技術ビジネスネットワークの略。CTIにおいて今年度新たに構築を検討しているCTI加盟国の中小企業の気候変動防止技術を発展途上国及び新興国へ移転促進を図るためのプログラム
【募集目的】
本事業では、インド及びモンゴル(以下「対象国」)において気候変動防止技術ニーズを有する現地企業及び自治体に対して、適応する技術シーズを提供可能な中小企業を特定し、ビジネスマッチング実現へとつなげることを目的としています。
【募集内容】
上記目的達成のため、下記要件を満たす中小企業を募集します。(企業複数社によるコンソーシアムでの応募も可)
【事業プロセス】
1.候補企業の選考(10月初旬)
審査委員会において、提出された応募書類の審査を行い候補企業を数社選考します。なお、応募締め切り後に、必要に応じて電話等によるヒアリングを実施する場合があります。選考結果は、10月上旬に個別に通知します。
2.TV会議方式によるビジネスマッチングバーチャル会議(10月上旬~11月上旬)
選考された数社の企業は、対象国で技術ニーズを有する現地企業(自治体)とのビジネスマッチングバーチャル会議において、マッチング成立に向けた自社技術等に関するPRを実施します。
3.プロジェクト立上げの契約締結
ビジネスマッチングバーチャル会議において現地企業(自治体)とのマッチングが成立した場合、また、活動計画案が本事業の趣旨に合う内容であるとICETTが判断した場合にのみ、シーズ企業、現地ニーズ企業(自治体)、当財団の三者により、シーズ企業及び現地ニーズ企業(自治体)間における現地商談等の活動(以下「プロジェクト」)立上げの契約(以下「三者契約」)を締結します。契約締結案件は、1案件を想定しています。(最大2案件)
【経費補助について】
三者契約の締結後、プロジェクトを開始できます。三者契約の締結日から2014年2月末日までは、プロジェクト経費の一部を1,000万(税抜)を上限として、実費精算にて補助します。
但し、ビジネスマッチングバーチャル会議においてマッチングが2件成立した場合、2案件を契約対象とする可能性があります。その場合、補助額は1案件につき500万円(税抜)が上限になります。
プロジェクトには、対象国におけるニーズ調査を実施した事業者がコンサルタントとして参画することを想定しています。
※※ 補助対象経費 ※※
【締め切り日 】
平成25年10月4日(金)15時必着
【応募方法】
所定の応募書類を提出先まで送付又は提出してください。提出先の住所等は、募集要領に記載してあります。詳細は、募集要領をご覧ください。なお、募集要領、申請書フォーム等は本ホームページよりダウンロードできます。
【お問い合わせ】
公益財団法人国際環境技術移転センター(ICETT)
TEL:059-329-3500 FAX:059-329-8115
総括:黒田(kuroda@icett.or.jp)
担当:松岡(matsuoka@icett.or.jp)