文字サイズ
拡大
縮小
色変更
標準
青地に黄色
黄色地に黒
黒地に黄色

English

  • お問い合わせ
  • サイトマップ

明日の地球のために

ホーム > 交流・連携 > 平成24年度の事業 > 地球環境国際連携/CTI技術移転セミナー事業(企業支援)

ここから本文です。

掲載日:2012年11月8日

 地球環境国際連携/CTI技術移転セミナー事業(企業支援)

 ICETTでは本年度、経済産業省からの委託事業の一環として、自社の環境技術をアジア途上国へ移転させたいというシーズを持つが、独自での海外進出は、現地とのコネクションがない、現地情報が乏しい等の理由により難しいとする日系企業の支援を行っている。

 去る10月15日~20日にかけて、「食品廃棄物のメタン発酵によるバイオガス発電」に関する施設整備及び独自の運転管理ノウハウをフィリピンのセブ市に移転することを目指す日本企業と、現地パートナー企業の選定並びに現地調査を主目的とした渡航を実施した。

 訪問先のアレンジは、日本企業からの要望をもとにして、ICETTと強いコネクションを持つフィリピン科学技術省(DOST)が中心となって行なった。

 現地パートナー企業候補3社との面談の結果、1社を有力候補企業と特定し、経営層と今後の方針・事業の進め方について交渉を進めることができた。

 また、セブ市の廃棄物処理概要・法制度また施設建設候補地の立地等について、現地概況を入手するため、パートナー企業の所有する現地の埋立て処分場・リサイクル施設、セブ市自治体、食品加工場等食品廃棄物排出業者、大学等についても直接足を運び現地調査を行った。

 今後は、日本企業と現地パートナー企業並びに現地コンサルタントとの間で協議及び情報交換を進めながら、事業化実現へ向けた詳細なビジネスモデルの策定を図る。

 次回現地渡航は11月中旬以降もしくは12月を予定。

  photo-1  現地パートナー企業の面談の様子

  photo-2 現地パートナー企業の所有するリサイクル施設

  Photo-3-2 現地パートナー企業の所有する埋立処分場