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掲載日:2023年5月18日

【報告】令和4年度グローカル人材育成講座を開催しました

 「環境」をテーマに国際的な視点を持って三重県で活動する意義を学ぶ講座を、令和4年度は3回に亘り
開催しました(委託元:三重県)。いずれの講座も大変盛り上がり、
楽しく国際的な意識・感覚を高めることができました。講座の様子をご紹介します。

第1回:「地球温暖化に伴い気候危機と意表気象研究の最前線
                ~グローバル気候とローカル気象は深く関係~」 

11月13日(日)13時30分~16時30分 四日市商工会議所
講師:三重大学 生物資源学研究科 共生環境学 気象・気候ダイナミクス教授 立花 義裕氏

 地球温暖化や異常気象のメカニズムを、テレビなどメディアにも多数出演されている立花先生のユーモア溢れる分かりやすい解説で学びました。

 講義のあとは、日本の高校では気象学や気候学を学べない現状や大人たちの気候危機に対する無関心に目を向け、解決策をグループごとに話し合いました。グループワーク後の発表では、「運転免許試験に地球温暖化に関する設問を含めてはどうか」、「おもしろいアニメをつくって環境に対しての興味を高めてはどうか」など、多様な意見が飛び交いました。

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第2回:「楽しいだけじゃない 鳥羽水族館!~環境保全と種の保存、海外との関わり~」

12月11日(日)10時00分~16時00分頃 鳥羽水族館
講師:鳥羽水族館     
  副館長 若井 嘉人氏/飼育研究部長 三谷 伸也氏/企画広報室指導役 杉本 幹氏

 午前は鳥羽水族館の職員の方から水族館による環境保全、種の保存の取り組みや海外との関わりについて学び、午後は三重県のALTの先生や留学生と一緒にグループを組んで、バックヤードツアーや動物や魚に関するクイズに挑戦しながら館内散策を行いました。

 「最初は英会話能力に不安を感じていましたが慣れてくるとコミュニケーションが楽しくなってきました。海外に関係する仕事や地元で働くのも楽しそうです。」「鳥羽水族館の取り組みや歴史、また海外に関わる仕事の仕方などを学び、本当に充実した時間になりました。」などの感想が寄せられ、帰り際にはグループのメンバーで写真をとったり連絡先を交換したりする姿も見られるなど、充実した時間になったことが感じられました。

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第3回:「Think Globally Act Locally ~グローカル人材のマインドセット~」

12月18日(日)13時30分~16時30分 三重県総合文化センター
講師&ファシリテーター:JICA三重デスク 堤 真人氏
パネリスト:あさい農園 浅井 雄一郎氏/ICETT 田村 麻紀

 三重県でグローカルに活躍する3名の経験を聞き、グローカルに活動することに必要な資質や能力について考えました。また、「今後10年間で自分に体験させてあげたいこと」をフューチャーコラージュにより表現し、自由に自分の将来について発想を広げました。

 3名の経験を紹介するプレゼンテーションの後のパネルディスカッションでは、参加者から「大切にしているモットーはあるか」「収入より仕事内容を重視しているか、それができたのはなぜか」などの質問が寄せられ、3名それぞれから興味深いお話を聞くことができました。

 終了後には、「様々な分野の第一線で活躍する方々のお話は、本などの文字で読むよりも、肌身でリアルに感じられてとても参考になりました」「3人の方々が海外で働いて感じたことをたくさん聞き、様々なアドバイスを聞いたことでこれからの自分の将来について考えやすくなりました」「外国へ行くのは怖いと感じていたけど、何事も体験することで世界の見え方や感じ方、自分の気持ちの持ち方が変わることを学びました」などの感想が寄せられました。

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