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明日の地球のために

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掲載日:2011年10月7日

 

平成23年度 途上国産業における温室効果ガス排出量削減事業(インド)(第2回)

今年度2回目の渡航として、9月2日~10日の日程でインド側カウンターパートと共にグジャラート州バウナガールおよびチャティスガル州ライプールを訪問し、圧延産業クラスターへの技術指導を実施しました。

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バウナガールでは、圧延工場の経営者とエンジニアを集めてグループミーティングを開催し、昨年までの活動で加熱炉改善工事や技術指導を実施した工場を含めた約20社と、圧延産業連盟、工業団地の代表が出席しました。日本人専門家による講義では、現地と日本の工場における生産方式の違いや生産効率等を比較して解説し、討論会では圧延工場の省エネ改善の取り組みについて、現地で必要な技術者の育成方法等、活発な議論が行われました。

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ライプールでは、2社の圧延工場のシミュレーション検討に加え、6月に開催したワークショップに参加した工場から加熱炉設備や圧延製品に関する課題検討の依頼があり、日本人専門家と工場の技術者とのディスカッションを行いました。

インドと日本の間では、今年8月に包括的経済連携協定(EPA)が発行し、経済関係の充実、発展が期待されています。この事業も、日本の省エネ技術による産業支援を通して、環境に配慮した経済発展が両国のメリットになるよう活動を進めていきます。

(喜瀬、田畑)