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第3回AZEC閣僚会合で、ICETT・DIWによるタイ企業向け脱炭素支援事業が紹介されました

10月17日にマレーシアにて開催された、第3回AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)閣僚会合のMOU(覚書)セレモニーにおいて、当財団がタイ工業省工場局(DIW)との連携し実施している、「タイ企業に対する温室効果ガス排出量の算定と削減の伴走型支援(正式名:Hands-on Support for Thai Companies in Calculating and Reducing Greenhouse Gas (GHG) emissions)」事業が紹介されました。

1.AZECとは

AZEC(「アジア・ゼロエミッション共同体」)とは、11カ国(豪州、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム(アルファベット順))のAZECパートナー国が参加し、域内のカーボンニュートラル/ネット・ゼロ排出に向けた協力のための枠組みです。
(出所:経済産業省ウェブサイト)
https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/azec.html

2.紹介された事業の概要

  • 事業名:タイ企業に対する温室効果ガス排出量の算定と削減の伴走型支援
    (正式名:Hands-on Support for Thai Companies in Calculating and Reducing Greenhouse Gas (GHG) emissions)  
  • 実施期間:令和6年度より実施中
  • 主な内容:
     ・タイ中小企業等への温室効果ガス(GHG)排出量算定支援
     ・脱炭素化に向けた改善提案
     ・普及・啓発セミナーの開催
  • 協力機関:タイ国工業省工場局(DIW)、国連工業開発機関(UNIDO)など

2.背景

  • 昨年度DIWと協力MOUを締結し、DIWとの連携のもと、タイ産業界(特に中小企業)の脱炭素推進のための事業を展開。
  • 今回上記事業が、日本政府(経済産業省)およびタイ政府によりAZEC協力案件として認められ、ICETT・DIWによる協力MOUが、AZEC閣僚会合のMOUセレモニーにて紹介される運びとなった。

3.今後の対応

 引き続き、日本政府(経済産業省)、タイ政府(DIW)および関係機関とも連携し、本事業推進によりタイ産業界の脱炭素促進に貢献するとともに、本事業を通じ、日本(特に中部圏)企業が有する優れた脱炭素技術の現地への移転推進にも努めて参ります。

【参考】

武藤経済産業大臣がマレーシアに出張し、マレーシア政府と共同で第3回AZEC閣僚会合を開催しました

【報告】タイ国において、タイ工業省工場局(DIW)及び国際連合工業開発機関(UNIDO)との共催による第4回カーボンニュートラルセミナーを開催しました。

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