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掲載日:2019年5月28日
ICETTは、地球環境技術国際普及促進事業として、PFANプログラム活動を実施している。今年度のPFANプログラムは、PFAN理事会への参加、プロジェクト開発ワークショップの開催、投資フォーラムの開催等で構成されている。 (PFANとは)
今回、PFANプログラムの一環として、アジアにおける気候変動及びクリーンエネルギーに係るプロジェクト開発者と事業に関心をもつ金融専門家や投資家とのマッチングを目的として実施するフォーラム(AFCCEF-9:Asia Forum for Climate and Clean Energy Financing)に向けての指導・勉強会という位置づけで、プロジェクト開発者を対象に資金調達能力向上のためのプロジェクト開発ワークショップをタイ・バンコクで実施した。
期間: 平成31年4月23日 ~ 25日
場所: タイ・バンコク(Arnoma Grand Bangkok Hotel)
参加者数: 57名
内、プロジェクト開発者数: 20社(30名)
分野別件数:バイオマス関連5、太陽光5、小水力4、省エネ3、クリーン輸送2、廃プラ1
本ワークショップ終了後、審査を経て投資フォーラム(2019/11/1@シンガポール予定)に参加する10プロジェクトが選出される。
15名のアドバイザーを対象に同事業の説明会を開催し、PFAN概要、コーチングのプロセスやアドバイザーとしての役割及び責任、求められる成果等について講義が行われた。
AFCCEF-9の一次選考を通過した優良案件を対象に、個別指導とビジネスプラン開発の出発点として開催され、プロジェクト開発者30名(20の優良案件に所属するプロジェクト開発者)、アドバイザー15名、投資家・金融専門家4名、主催者・関係者8名の計57名が参加した。各プロジェクト開発者は事業計画を発表し、アドバイザーや関係者より改善点等の指導を受けた。また、投資家や金融専門家によるパネルディスカッションも実施し、投資家が求める投資に向けた要件等を直接聞き、投資資金の獲得に向け、投資家の切口から何が求められているのかについて学んだ。
前日のプロジェクト開発者の発表を元に、アドバイザーが担当プロジェクトの指導目標を発表した。3日目の参加者数は、プロジェクト開発者29名、アドバイザー14名、主催者・関係者9名の合計52名であった。