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掲載日:2013年9月6日
ウランバートル市では、都市部での車両の排気ガス、石炭発電、また、住民の7割が居住するゲルにおける冬期の石炭の生焚きなどによる大気汚染問題が深刻化しています。このことから、我が国が取組んできた環境問題や公害の経験、特に「四日市公害」を通して、ウランバートル市の大気汚染削減を目指し、住民への総合的な啓発ツールの開発とこれを用いた環境リーダーの育成を行い、教育現場・住民への意識啓発により住民の自発的・持続的な行動を促すことを目的に昨年度より事業を開始しました。
研修員よりICETTへモンゴルの民族楽器“馬頭琴”の授与 開講式後の集合写真
今回の訪日研修では、将来環境リーダーとなり得るメンバーを対象に、日本での環境意識啓発の手法や現状を教育現場や啓発施設などで学び意見交換を行い、帰国後の活動内容(アクションプラン)を各自が作成・発表し、研修を終了しました。研修にご協力いただいた関係機関・地域住民の皆様方に厚くお礼申し上げます。
地域住民との意見交換 測定実習
中学校での環境教育 アクションプラン発表会
(本事業は独立行政法人環境再生保全機構の地球環境基金より助成金を受け、3年計画で実施しています。)