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明日の地球のために

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掲載日:2012年12月6日

JICA中南米地域 循環型社会形成促進のための廃棄物管理研修を実施しました

 JICA委託の「平成24年度中南米地域 循環型社会形成促進のための廃棄物管理研修」を10月9日~11月16日の期間にて実施しました。

 対象国は中南米地域10カ国(ボリビア、コロンビア、チリ、キューバ、ドミニカ共和国、エルサルバドル、グアテマラ、パラグアイ、パナマ、ベネズエラ)で、13名の中央政府・地方政府に所属する廃棄物管理担当者が参加しました。
 この研修では、中南米各国の廃棄物管理における3Rの促進、地方行政の廃棄物管理能力向上、循環型社会の形成や地球温暖化対策への貢献を目指し、日本の廃棄物管理行政の特徴・取り組みからヒントを得ながら自国との比較を行い、循環型社会形成要素の分析と課題の改善策を模索できるようにしました。また、廃棄物管理の事例について企業や自治体、地域の活動を見学させていただき、廃棄物処理及びリサイクルに係る様々な手法、さらに環境保全意識啓発の促進についてノウハウを習得できる内容としました。

     discussion

   討議(日本の自治体の廃棄物管理担当者と)

 

   グリーンリサイクル      資源物リサイクルセンター

  講義(株式会社三重菰野グリーンリサイクルにて)   見学(自治体のリサイクルセンターにて)

 研修中、研修員は自国で整備すべき課題等について再度整理し、研修のまとめとして、日本で得た知識や技術の活用方法等を織り込んだ帰国後のアクションプランを作成し、各自発表して研修を終了いたしました。

 ClosingCelemony

 今回の研修員は、研修に熱心に取り組むのはもちろんですが、異文化を積極的に楽しもうとする気持ちが例年に増して強く、休日には積極的に出かけて、美しい景色や日本文化を満喫したようです。
 研修員が滞在中に受けた日本の印象としては、日本人の責任感の強さ、規律ある態度、仕事への熱意、親切な対応が挙げられました。

 最後に、本研修を実施するにあたり、ご協力いただきました各関係先の皆様に厚く御礼申し上げます。(内田)