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掲載日:2011年8月3日

平成23年中南米・循環型社会形成促進のための廃棄物総合管理(A)研修
が閉講しました。

 環境行政に関する講義を受ける様子6月6日よりスタートしましたJICA地域別研修「中南米循環型社会形成促進のための廃棄物総合管理(A)」コースが40日間の研修期間を無事に終了し、7月15日に閉講式を迎えました。
本研修にはボリビア、コロンビア、ドミニカ共和国、エルサルバドルの中南米4カ国より中央政府行政官及び地方政府行政官の研修員7名が参加し、講義・見学を通して、日本の廃棄物管理システム、3Rの手法や実施するための技術、日本における環境意識啓発などについて習得しました。講義や見学の際には積極的に質問し、講師の方々や研修員同士で自国の状況を踏まえ、日本で得た知識をどのように取り入れていくかについて話し合いました。   

 

堆肥作りの実習        豊島事件の経緯と住民の対応について聞き入る様子                

 

 

アクションプランの発表 研修の最後には、各々が帰国後にどのような行動を起こせるかをまとめたアクションプランを発表しました。アクションプランの内容はタイムアンドモーションを取り入れたごみ収集の効率改善、市場における有機物の堆肥化促進、ごみ排出源における分別を促すための法改正や啓発活動、埋立処分場跡地を利用した環境学習施設の設立など多岐にわたるプランが挙げられ、それぞれの具体的なスケジュールや必要な資金及び人材について発表されました。帰国後はこれらを基に、各自が抱えている課題を解決し、循環型社会形成への第一歩を踏み出してほしいと強く期待しています。

 

 

初めての茶道体験  研修期間中の週末には各々が広島や京都などに出かけたり、四日市市内で茶道を体験しました。また七夕には研修員それぞれが願い事を書いた短冊を笹に飾り、浴衣姿で笹を囲みながら七夕の夜を楽しむなど日本文化にも触れることができ、期待していた以上の楽しい思い出を持ち帰ることができたようです。

 

 

 


本研修中でご協力を賜りました講師、関係者の皆様には真摯にご対応いただきましたことを心より感謝申し上げます。 (大矢)