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掲載日:2011年11月16日

JICA中央アジア地域水資源有効利用を目的とした水質モニタリング研修の紹介

 この研修には水質保全に関する法規制や、一連の水質モニタリング技術の習得を目的としてカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンから合計10名が参加しています。10月24日に始まり、研修員は講義や現場見学、実習等で毎日忙しく過ごしています。

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 研修では様々な現場を訪れており、時には川に入ってサンプリングをしたり、協力先の分析室をお借りして丸一日 分析実習をしたりと、実際に身体を動かして参加する内容も多く含んでいます。

川 分析

 折に触れて研修員と色々な話をしていますが、研修員から聞く感想で印象的だったのは大洋に面しない内陸育ちの研修員たちにとって「海を見られて夢が叶った」ことや「日本の職場環境は徹底的に機械化されていて、人が少ない」こと、ほか「日本の水が飲みやすくてとても美味しい」ことです。一方、私たちも少し驚いたことには、「中央アジアでは化学分析は概して女性の業務」で、「危険な職業と見なされ、分析担当者は事務職より勤務時間が短く、職場で牛乳の支給を受けられる」そうです。これからまだまだ面白い話が出てくるかも知れません。(南川)