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掲載日:2009年9月28日

平成21年度JICA集団研修「公害防止と地域環境管理」コースの閉講

ICETTでは、平成21年8月13日(木曜日)から約40日間実施しました平成21年度JICA集団研修「公害防止と地域環境管理」コースを9月18日(金曜日)に無事終了しました。本コースでは、開発途上国の地域で問題になっている産業公害と生活系公害について、その原因を明確にするとともに、その問題解決に向けた改善策を参加型研修により考えることを目的としました。中国、ガーナ、タジキスタンからの5名の研修員は、日本の公害問題克服の歴史やその改善手法について学ぶとともに、企業の現場見学および意見交換会を通じて、行政と企業そして地域社会の自主的な環境管理の取り組みについて知識を深め、各々の地域での環境改善方法を考えました。
研修員は、日本の専門家や企業の方々に多くの質問をし、すべての研修プログラムに熱心に参加したのは勿論、講義終了後も夜遅くまで発表資料の準備をしました。研修最後に、研修員は本コースで習得した知識と経験を活かした各々の地域の公害防止と環境管理への取り組みについてアクションプランを発表しました。
また、休日にはお茶会に参加し、慣れない正座に足が痺れそうになりつつも、抹茶や和菓子を楽しんだり、プログラムの一環である日本語教室で学んだ日本語でICETT内のスタッフへも「ありがとう」や「こんにちは」といつも笑顔で挨拶したり、日本の文化や言葉についても興味を持ってもらえたようです。
最後に、本コースへご協力いただきました講師、見学先関係者の方々へ感謝いたします。(担当:遠山、松岡)