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掲載日:2009年7月21日
ICETTでは、(独)国際協力機構(JICA)から委託を受けて、集団研修「化学産業における環境管理技術」コースを下記のとおり実施し、無事終了しました。研修にご協力いただいた講師、企業の方々、JICA・JICEの皆様に厚く御礼申し上げます。
平成21年6月3日(水曜日)~7月17日(金曜日)
中国、インド、サウジアラビア、タイ、チュニジア、ベトナムの6カ国から6名
この研修では、石油化学をはじめとする化学産業の環境管理技術に関する最近の技術動向やノウハウ等を紹介し、経済と環境を両立させる考え方及びその手法を学ぶことにより開発途上国の化学産業の振興と環境保全に寄与すること、また、化学物質の安全管理に関する国際条約への日本や各国の取組みに関する情報の紹介等、化学産業を取り巻く状況や最新の課題を取り上げ、研修員の理解を促すことで自国の環境問題改善に資することを目的として実施し、各専門家の講義、見学などを行いました。
研修期間中、研修員はお互いが助け合い、講義では講師に対して尊敬した態度で接しており、熱心な質問も多く、講師からも好評でした。
また、研修員は、日本の文化やライフスタイルなどを理解するため、茶道の体験、バーベキューなども行われました。バーベキューでは、隣のグループとの会話や子どもたちとサッカーを楽しむなどの交流も行われていました。さらに、日本語教室で学んだ日本語を、すぐに授業や自由時間に使おうとしていました。
最後に、研修員は、日本で学んだことを自国でぜひ活かしたいとの決意を胸に、元気に帰国しました。
講師は生き生きと講義を行ってくれた。限られた時間で、理解するように努めてくれた。どの企業も社会的責任を重視している。
公共交通システムが充実している。町がきれいである。歴史・文化を有する国である。
親切である。礼儀正しい。電車で老人に席を譲っており、老人を尊敬している。ハードワーカーである。