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掲載日:2009年9月8日

平成21年度 JICA国別研修・中国「気候変動、CDMに関する日中関連政策研修」実施

2009年8月17日(月曜日)から8月28日(金曜日)の12日間、中国国内の11名の行政官を招聘し、「気候変動、CDMに関する日中関連政策研修」を実施しました。この研修では、「京都議定書」の数値目標達成のために「柔軟性措置」として取り入れられた温室効果ガス排出権の一つであるCDM(クリーン開発メカニズム)について学びました。中でもCDMプロジェクトの申請書となるCDM-PDD(CDMプロジェクト設計書)の作成方法、および、CDMプロジェクト承認・実施に係わる一連の審議、審査、承認、アドバイス等のプロセスを理解し、CDMに関する能力育成を図ることを研修目的としました。PDD作成に関して申請者側と審査員側と分かれたロールプレイを実施したところ、作成に関するポイントがよく理解できたと研修員から大変好評であり、研修目的を十分達成できたと思います。
また、日本企業(製鉄工場、石油化学工場、火力発電所等)における省エネルギー、省資源活動についての理解を深めることを目的とし、現地で講義を受けるとともに現場見学を実施しました。企業訪問等を通じた日本のイメージとして「清潔」「資質の高さ」という印象が研修員に残ったようです。
研修員は休日に名古屋城、京都清水寺、嵐山等を訪れ、日本文化に関してもより理解を深めました。充実した研修を終了し、研修員全員無事帰国しました。本研修でお世話になりました皆様にお礼申し上げます。(担当:塩谷、大矢)