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掲載日:2009年11月20日
財団法人国際環境技術移転研究センター(ICETT)では、四日市市から委託を受けて、中国天津市を対象とした人材育成研修(NOx汚染防止対策)を下記のとおり実施し、無事終了しました。研修にご協力いただいた講師、企業の方々、四日市市の皆様に厚く御礼申し上げます。(安達)
平成21年11月3日(火曜日)~11月20日(金曜日)
中国天津市環境保護局の職員6名
この研修では、NOx汚染防止に向けた日本の経験、技術等を学び、1.窒素酸化物削減のための地方自治体の取り組み、2.窒素酸化物削減のための排ガス処理技術、3.新エネルギーへの取り組みなどを学び、帰国後の政策立案・実行のために必要な能力を高めることを目標として実施し、各専門家の講義、見学などを行いました。
研修期間中、研修員はお互いが助け合い、講義では講師に対して尊敬した態度で接しており、熱心な質問も多く、講師からも好評でした。
最後に、研修員は、日本で学んだことをレポートにまとめ、天津市で活用するための施策や方法の発表がありました。天津市でぜひ活かしたいとの決意を胸に、20日朝に元気に帰国しました。
企業の社会的責任感が強く、環境保護意識も高い。企業が行政と公害防止協定を結び、法律よりも厳しい基準で環境対策に取り組んでいることは素晴らしい。NOx対策が進んでおり、今後の天津市での対策の参考にしたい。講義は一方的な講義ではなく、適宜質問にも答えていただくなど生き生きとした講義であった。
自然環境が良好である。大気環境や港の水質が良好である。道路がきれい。電線が多い。住居がきれい。天津市と同じ港町で、石油化学工業が発展している。市民への環境教育が充実している。
法律を守る。環境意識が高い。仕事態度が真面目である。常に向上心がある。礼儀正しい。時間厳守。心やさしい。