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明日の地球のために

ホーム > 研修・指導 > 国内受入研修・技術指導 > 令和3年度の事業 > 【報告】ASEAN諸国を対象としたWEB研修を実施しました。

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掲載日:2021年2月10日

【報告】JICA研修:ASEAN国別研修「海洋ごみ対策のための廃棄物管理」を実施しました。

昨今、海洋プラスチックごみ問題は、世界が注目する環境問題の一つとして、その解決の推進に向けた様々な取り組みが行われています。ASEAN諸国では、従来より取り組んでいる廃棄物管理の強化に加え、資源循環の推進において、同地域の陸域から海域へ流出するプラスチックごみの対策も、重要な視点として位置づけられています。

公益財団法人国際環境技術移転センター(ICETT)は、ASEAN地域における海洋プラスチックごみ対策の能力向上に貢献すべく、独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託を受け、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、タイ、ベトナムの廃棄物管理分野の行政官及びインドネシアのASEAN事務局職員を対象に、WEB研修を実施いたしました。

研修期間

2021年2月1日(月曜日)~2月8日(月曜日)

研修員

ASEAN諸国行政官:カンボジア、ラオス、マレーシア、ミヤンマー、ベトナムより各国1名、タイより2名

ASEAN事務局(インドネシア)職員:1名計8名

研修の概要

  • 本WEB研修では、海洋プラスチックごみ対策の重点の一つとして、特に、陸域におけるプラスチック資源循環に特に焦点を当て、これに関連する講義や討議を実施しました。
  • 講義では、海洋プラスチックごみ問題に対する世界の動向を再確認するとともに、日本の海洋プラスチックごみ対策、ならびにプラスチックをはじめとする資源循環の推進に関する戦略や施策、企業による自主的な取り組みや技術開発の事例、さらに、環境教育の実践事例を紹介しました。
  • 講師には、国連機関、環境省・経済産業省の審議会、日本のプラスチック資源循環分野の先駆的取り組みを行う企業・団体、および大学に所属する専門家にご協力いただきました。
  • 研修員は、講義を通して新たな知見を得るとともに、講師との積極的な情報・意見交換を行うことで、自国の政策、施策を振り返り、本研修における学びを通して各自の業務での応用について考察を深め、中間レポート(非公開)にまとめました。

今回、ご講義をいただきました産官学各分野の講師の皆様、また、ご支援、ご協力をいただきましたJICA本部、JICA中部、ASEAN事務局、JICAの現地事務所等、関係機関の皆様に、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

<WEB研修の様子>

国際協力・支援の講義模様

資源循環概論の講義模様

廃棄物管理分野の国際協力についての講義模様

資源循環概論の講義模様

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