ここから本文です。
掲載日:2015年10月30日
2015年10月27日(火)から10月28日(水)の2日間、中国天津市において、「大気汚染防止対策と技術」をテーマとした環境保全セミナー「天津セミナー」を開催しました。
〈天津セミナー(1日目)の様子〉
セミナーでは、小テーマを「港と船舶の大気汚染制御と管理」「重機・トラクター等から発生する排ガスの管理」「環境汚染による損害に係る鑑定評価」とし、日本側講師、中国側講師の発表及び意見交換、質疑応答を行いました。
日本側講師として加藤裕司氏(四日市市環境部環境保全課大気水質係主事)、安富聡氏(日本エヌ・ユー・エス(株)安全・環境解析ユニットコンサルタント)、今井博人氏(独立行政法人環境再生保全機構)がそれぞれ講義を行いました。天津市側からは天津市環境保護局や関係機関職員など、多数参加しました。
〈天津セミナー(2日目)の様子〉
セミナー参加者からは、「天津市と四日市市の環境の現状をつかむことができ、対策のための知識を増やせた。天津市の大気汚染対策に自分なりのアイデアが生まれた。」「日本の健康被害補償制度が天津市の良いモデルで参考になる。」といった感想が寄せられるなど、実践的で業務に直結したセミナーを実施することができました。
〈セミナー終了後の集合写真〉