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掲載日:2013年6月4日
(この事業は、トヨタ自動車株式会社のトヨタ環境活動助成プログラムの助成を受けて実施しています。)
現在、ICETTでは、インド西部のグジャラート州バウナガール地区の圧延産業を対象とした省エネ改善支援事業を実施しています。今回は4月末に現地で開催したワークショップ等の活動を紹介します。
4月27日、バウナガールにおいて、グジャラート州公害管理局、圧延産業連盟、市当局等からも来賓を招き、省エネ改善普及のワークショップを開催しました。圧延工場経営者や技術者約60人が参加し、加熱炉の省エネ改善に取り組んだモデル工場の成果紹介の他、日本の専門家による圧延技術の改善ポイントの解説等を行い、工場からも今後の期待が述べられました。
今回の渡航期間中、4月27日~29日には加熱炉改善の工事中・計画中の圧延工場数社を訪問し、改善工事の状況調査も実施しました。現地では、省エネ設計の新型加熱炉の需要が増えつつあり、省エネ改善の普及が期待されます。今後の活動では、現地の省エネ技術指導も行いながら、省エネ普及のための体制構築を図っていく予定です。