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掲載日:2010年11月8日

平成22年度「天津市環境保全セミナー」実施

2010年10月27日(水曜日)から10月29日(金曜日)の3日間、四日市市からの委託により天津市において「土壌汚染防止」をテーマとした「天津市環境保全セミナー」を開催しました。
天津市は、中国東北部に位置し、北京、上海、重慶と並ぶ中国の4つの中央直轄市(省・自治区と同格)の一つです。
天津市はここ数年10%を超える経済成長を続けていますが、同時に環境保護にも力を入れており、2006年には国家レベルの環境保護模範都市に指定されています。
こうした状況の中、天津市及び中国において、近年、土壌汚染についての対策が急務になってきており、中国共産党中央委員会の2011年を初年度とする第12次5ヵ年計画においても「土壌汚染の改善」が盛り込まれる予定です。
ICETTは、2001年から毎年、四日市市からの委託事業として、天津市環境保全セミナーを実施しており、今年は上記のような背景から「土壌汚染防止」をテーマとしたセミナーを実施しました。セミナーは天津市環境保護局内の多目的ホールを会場として開催され、行政、企業などから環境対策に携わる職員56人が参加しました。
今年は、委託元である四日市市と天津市が友好都市提携30周年記念(記念日10月28日)の年に当り、開講式は、公式訪問団として参加していた田中俊行四日市市長、中森愼二四日市市議会議長、天津市側からは李亜力天津市人民代表大会常務委員会副主任、厳定中天津市環境保護局長が出席されて行われました。
セミナーでは、天津市土壌汚染防止事業の現状、日本における土壌汚染対策制度、日本の土壌汚染状況及び汚染調査・評価方法、日本の土壌汚染の対策・修復技術の講義や総合質疑応答などが行われ、時間が不足するほどの多くの質問があり、盛況な運びとなりました。(福島)