平成20年度の事業

地球環境国際研究推進事業（経済産業省補助事業）

中国雲南省

雲南省の化学肥料工場を対象にした省資源・省エネルギーに関する技術指導を実施し、モデル企業2社に対して改善内容を提示するとともに、改善に向けた技術支援を行った。モデル工場2社でCO2排出量を約12万トン削減できる見通しとなった。活動としては以下のとおり

1. モデル企業選定調査
2. 省エネルギー研修会
3. 省エネルギー診断
4. 企業の改善に向けた技術的支援
5. 成果の展開に向けた協議

1. 2008年5月21日～6月1日
2. 2008年7月10日～7月20日
3. 2008年8月24日～8月31日
4. 2008年11月30日～12月7日
5. 2009年2月22日～2月28日

地球環境国際研究推進事業（経済産業省補助事業）

中国甘粛省

H17～19年度の甘粛省環境技術移転普及促進のための人材育成事業で、企業の省エネやCP意識の向上があった。省エネ意識の高かったビニロン繊維企業をモデルとして、省エネルギーに関する調査および技術指導を行い、エネルギー利用効率向上案を策定することとした。対象企業には、石炭火力発電所、カーバイド工場、化学工場、繊維工場、用役工場など対象が多々あるが、削減可能性のある省エネ量は、スチーム量換算で25～30万トン、電力7百万KWH確認された。中国および企業の状況を十分考慮した、改善案実施計画を3月立案。

事前調査訪問調査、指導

1. 2008年6月15日～6月22日
2. 8月17日～8月24日
3. 10月7日～10月12日
4. 11月30日～12月7日
5. 2009年3月2日～3月8日

地球環境国際研究推進事業（経済産業省補助事業）

ベトナム

H19年度調査を踏まえ、板ガラス工場1社とビール工場1社を選定し、省資源・省エネルギーに関する改善策の提案と技術指導を実施した。板ガラス工場については、120t/日の窯への電気ブースター技術の導入について詳細提案を行った。ビール工場については、省エネ委員会の構築やその運営方法、エネルギーデータの収集・解析、既存設備に関する省エネ、効率化などについて提案、指導を行った。

1. ガラス工場調査、協議2008年6月30日～7月4日、2008年8月28日～8月31日
2. ビール工場調査・技術指導2008年10月5日～5月8日、2008年11月16日～6月20日、2009年1月5日～1月8日、2009年2月24日～2月28日

フィリピン

2008年8月4日

1日間

44人

行政官、企業技術者

METI

地球環境国際研究推進事業（経済産業省補助事業）

インド

CTI実施事業のもと、インドグジャラート州バウナガール地区の圧延産業クラスターを対象にしたエネルギー効率化、環境改善に関する技術指導を実施し、モデル工場における設備改善およびその後の普及による温室効果ガスの排出削減を目的とし、以下の活動を実施した。

1. 省エネルギー診断
2. 改善内容提案
3. モデル企業選定
4. エンジニアリング会社の選定
5. 今後の展開に向けた協議

1. 2008年8月5日～8月15日
2. 2008年9月27日～10月4日
3. 2008年12月14日～12月22日
4. 2009年2月16日～2月21日
5. 2009年3月12日～3月14日

フィリピン

2008年8月6日

1日間

28人

行政官、企業技術者

METI

中国（天津市）

2008年9月22日～2008年9月24日

3日間

54人

行政官、企業技術者

四日市市

インドネシア（プロボリンゴ市）

2009年2月16日～2009年2月18日

3日間

197人

行政官、大学、企業技術者、地域代表

三重県

カンボジア（シアヌークビル市）

2009年3月4日

1日間

84人

行政官、企業技術者、地域代表

三重県