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掲載日:2017年12月13日
香港では、廃棄物処理や建築物のエネルギー効率向上等の環境対策に積極的に取り組んでおり、新たな技術への需要が益々高まっています。このため、ビルの省エネ化、廃棄物のリサイクル、 (バイオ)トイレの整備など、香港には多くのビジネスチャンスがあります。
ICETTでは、日本企業の環境技術を活用した海外展開支援事業の一環として、香港で開催された香港貿易発展局とメッセ・フランクフルト主催の「エコ・エキスポ・アジア2017」(今年で12回目、香港最大級環境関連見本市)に、公募により決定した株式会社伸光テクノス(愛知県一宮市)と共同出展しました。
【エコ・エキスポ・アジア2017概要】
期 間 :平成29年10月26日(木)~29日(日)4日間
会 場 :Asia World-Expo(亜州国際博覧館)
主 催 :香港貿易発展局(HKTDC)、Messe Frankfurut (HK) Ltd.
出展対象 :大気質・水質関連、エコ製品・省エネ関連、廃棄物処理・リサイクル、その他環境関連製品・技術等
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Asia World-Expo (展示会場) |
これまでの活動として、主に1. 国内外の研修事業、2. 海外調査事業、3. 環境ビジネス支援事業についてパネルの展示とニュースレター等の配布によってPRを行いました。
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ICETTと株式会社伸光テクノスの展示ブース(3m×3m) |
ブースへの来客者は香港人が大半でしたが、隣接する中国広東省(特に深圳市)との交流が活発のようで、深圳や上海からの来客も多かったようです。
株式会社伸光テクノスの廃棄物リサイクル技術は、訪問される多くの方々の関心を惹きつけました。おかげで、何度もブースを訪ねてくださる方もいらっしゃいました。また、ICETTの研修事業に興味を示してくださる方もいらっしゃいました。
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企業様との共同出展は、ICETTの活動の一環である「環境ビジネス支援」について来客者に理解してもらいやすく、結果的に良いPRの場となり、非常に有意義な機会となりました。
会期中は、香港貿易発展局のご配慮で、関係者レセプションや、日本企業向けブリーフィング・ジャパン・レセプション、香港のビジネスマンが介するボードミーティングなどにお招きいただき、様々な関係者と交流することができました。
香港貿易発展局によると、香港は生活面では先進国でも、環境面では遅れをとっており、先進国に比べて比較的国民の環境意識が低いとのことでした。このことからも、香港での環境ビジネスのニーズは今後も益々高まってくると思います。
今回のネットワークを今後の香港での環境ビジネス支援に活かしていきます。