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明日の地球のために

ホーム > 調査・研究 > 調査 > 平成26年度の事業 > インド圧延産業における省エネ支援事業

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掲載日:2015年1月18日

インド圧延産業の省エネ支援事業の活動が完了いたしました。

 (この事業は、トヨタ自動車株式会社のトヨタ環境活動助成プログラムの助成を受けて実施しています。)

活動の概要

 インドの圧延産業の省エネ改善の普及に取り組み、モデル工場の省エネ改善の指導に加えて、工場や関係機関が省エネ改善に必要な技術支援やネットワークを構築することで、現地で省エネ改善が広がる体制づくりを進め、目標を達成し本事業は完了いたしました。

  実施期間 : 2013年1月~2014年12月

    地域  : グジャラート州バウナガール地区

平成26年度の活動

 ・渡航による調査・技術指導

   期間 : 平成26年4月13日(日)~ 4月19日(土)

   内容 : モデル工場候補を訪問し、圧延工程の現状調査、技術的課題についてのディスカッションを実施しました。

 ・モデル工場への省エネ改造案の提示しました。 ( 7月 ~ 10月 )

 ・渡航によるモデル工場との調整・普及の為のワークショップ開催・ネットワーク構築のための調整

   期間 : 平成26年11月23日(日)~ 11月30日(日)

   内容 : モデル工場候補を訪問し、省エネ改造案への対応について協議を実施しました。

圧延工業クラスター、インド人技術者と自助努力省エネ改造企業への支援体制構築についての協議を実施しました。

本事業の集大成となるバウナガール地区、シホール地区のクラスターに属する企業を召集して省エネ技術導入に向けた普及の為のワークショップを開催しました。

事業の成果
  • 本事業で日本人専門家の指導のもと企業の支援を行なってきたインド人専門家が支援を行い、平成27年度にモデル工場での省エネに向けた改造工事が実施されます。
  • CO2削減量は、前フェーズの炉の改善と合わせ、1社当たり1,028ton/年/工場となり、目標の1,000ton/年/工場を達成しました。
  • 省エネ改善に必要な技術支援やネットワークの構築については、バウナガール地区でオピニオンリーダーとなる企業、それを支え普及するクラスター団体、技術面で支援するインド国内の技術者がそろい、自助努力で省エネ改善を進め、拡大するネットワークが構築されました。