ここから本文です。
掲載日:2012年3月14日
・ カウンターパートとの間で今回の事業の内容について理解・共有ができ、役割分担が明確となりました。
・ パラオコミュニティカレッジ(PCC)の農場で栽培評価を実施できることになり、カウンターパートの行政だけでなく、学識経験者を含めた協力体制をとることが可能となりました。
・ 選定された4名の住民代表は専門家の実施したプレゼンテーション、およびデモンストレーションにも参加され、積極的に事業に係る意欲が感じられました。
・ 事業参加の動機付けは家庭菜園用に製品堆肥の供給をうけることが大きな要素を占めていますが、総括討論会での啓発活動により、環境保全、資源循環の重要性を理解されたことも、動機付けを高める要素として加わったものと考えられます。
・ 今後、事業参加住民の候補者51名の選定に、住民も参画していただいたことにより、事業参加がよりスムースになることが期待されます。
・ 4名の住民が実際に一次処理の作業を実施し、3名の方には将来的にも事業に参画できることが確認できました。また、容器の中に一次処理するため、ねずみや猫が生ごみに集まることがなくなり、住民にとって一次処理の新たなメリットも見出せました。
・ 環境技術専門家による三重県の廃棄物リサイクルの紹介により、リサイクルの重要性についても理解を得ることができました。
生ごみを混合する容器で、パラオで入手可能なポリバケツを用い、青色が副資材容器、赤色が生ごみと副資材を混合する容器となっています。
地域住民に対してICETT専門家が、三重県環境行政について説明 しています。
コロール州の技術者に対して、ICETT専門家が、廃棄物行政について説明しています。