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明日の地球のために

ホーム > 交流・連携 > 平成26年度の事業 > CTI PFANアジア・クリーンエネルギー・ファイナンシング・フォーラム(AFCEF-5)を開催しました

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掲載日:2015年4月24日

CTI PFAN アジア・クリーンエネルギー・ファイナンシング・フォーラム(AFCEF-5)を開催しました

公益財団法人国際環境技術移転センターは、アジア地域における環境事業の振興を図るため、経済産業省の委託事業「地球環境国際連携事業」の一環として、有望な環境事業提案を行う企業・チーム等と投資家とのマッチングを推進する、CTI PFANアジア・クリーンエネルギー・ファイナンシング・フォーラム(AFCEF-5)を2015年2月6日、シンガポールにて開催いたしました。35件の応募の中から優秀案件として選ばれた9件の事業(合計で年間94万CO2換算トン以上の温室効果ガス削減の見込み)が、投資家を前に発表を行いました。AFCEF-5発表者・コーチ

CTI PFANが主催した本フォーラムには、アジアその他の各地から100名を超える投資家、クリーンエネルギー専門家、金融機関の代表者が参加しました。バングラデシュ、インド、モンゴル、ネパール、フィリピンの企業家や企業による、太陽光、風力、水力、バイオマス、バイオガス、エネルギーアクセスをテーマとした9件のプロジェクトが発表され、これらが調達しようとしている総投資額は1.14億米ドルあまりでした。

 

 

AFCEF-5 Elmer Holt

“CTI PFANは民間資本をクリーンエネルギーやその他の環境調和プロジェクトに投資し、それを実行につなげる独創的なアプローチです”-CTI マネージャー、 Elmer Holt氏

 

AFCEF-5 Kawabata Takashi

“本日9つのプロジェクトが自身の事業を発表しますが、この盛況なフォーラムを通じて、発展途上国の人々に、気候変動との闘いに貢献する技術や製品、サービスを提供するプロジェクトへの投資がより促進されるよう期待します”―経済産業省 川端 尚志氏

 

CTI PFANは、経済的に実行可能で環境に有益な案件を事業計画の審査によって選考し、投資家に引き合わせるまでに集中的なコーチングと指導を提供しています。CTI PFANは現在、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ地域で290件以上のクリーンエネルギー事業をサポートしています。これまでに、59件のクリーンエネルギー事業に6億5000万米ドル以上の資金調達を実現しました。

本フォーラムでは発表した9件の中から厳正な審査により、最優秀賞として、ネパールにおける太陽光発電事業のGham Power Nepal、優秀賞としてネパールにおける小水力発電事業のWater & Energy Nepalとバングラデシュにおけるバイオマス調理用ストーブ事業の5 Star Stoveの2件が選ばれました。投資家にとってAFCEF-5フォーラムは、利益が見込まれ、また環境と開発への恩恵が検証されている、より抜きの事業と接触するよい機会になりました。また、アジアのクリーンエネルギー起業家にとって他にないネットワーキングの場になりました。

                      AFCEF-5 Winner

AFCEF-5はCTI、CTI PFAN、経済産業省の支援を受けて、米国国際開発庁(USAID)、アジア開発銀行(ADB)のEnergy for Allプログラムの協力の下、ICETTが実施しました。また運営においては、Dawn Consulting、CleanEnergy Solutions International(CSi)、PPL International、Sustainable Energy Association of Singapore(SEAS)、Impact Investment Exchange Asia(IIX)、とRenewable Energy and Energy Effiicency Partnership(REEEP)の協力を得て開催されました。