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掲載日:2011年7月15日

平成23年度 途上国産業における温室効果ガス排出量削減事業(インド)

  平成23年度事業実施の第一回目として6月26日~7月2日の日程で現地インド側カウンターパートと共にチャティスガル州の州都ライプールで、再圧延工場4社に対して日本人専門家による技術指導を行いました。ライプールの再圧延工場は、周辺からのスクラップをインゴットにして加熱、再圧延し、薄板や鋼材にするものです。チャティスガル州は、石炭の埋蔵量が多く、主に加熱炉も微粉炭が使われていますが、インゴットの製造は電気炉が使われています。地図

 最終日のワークショップにて、日本人専門家よりライプールの再圧延工場における現状分析と改善点について紹介し、約60名の政府関係者、再圧延工場のオーナーやエンジニアの参加があり、活発な意見交換を行いました。

 この事業は、昨年までのグジャラート州バウナガール市で行なった再圧延工場の加熱炉の改善をすることで微粉炭の使用量を抑え、効率のよい生産をすることができた成功事例を他の州に普及することを目的としています。

ワークショップ参加者からは、バウナガールでの結果をライプールの再圧延工場に合わせ紹介をしてもらいたいという意見があり、この事業への強い興味が感じられました。  (田畑・喜瀬)

インゴット

電気炉で製造し、型からはずされたインゴット

 工場での現場指導

日本人専門家による再圧延工場での現場指導

 

ワークショップ風景

ワークショップの様子

 現場

再圧延工場内、サリーで煙突建設をする女性