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掲載日:2011年9月12日

平成23年度四日市市委託「天津市環境保全セミナー」を実施

2011年8月30日火曜日から9月1日木曜日の3日間、天津市において「低炭素社会」をテーマとした「天津市環境保全セミナー」を開催しました。セミナー風景2

天津市は、中国東北部に位置し、北京、上海と並ぶ中央直轄市(省・自治区と同格)です。中国では、2011年から2015年の5カ年を計画期間とする第12次5カ年計画の環境計画において資源節約型・環境配慮型社会の形成を掲げ、低炭素社会実現による持続可能な発展を目指しています。その中で、天津市は、国から地方インベントリ作成の低炭素モデル都市に指定され、温室効果ガス排出規制や省エネ・排出削減のモニタリングシステムを確立、充実させる必要があります。

ICETTは、2001年から毎年、四日市市からの委託事業として、天津市環境保全セミナーを実施しています、今年のセミナーは上記の天津市の状況から「低炭素社会 低炭素都市建設と計画」をテーマとして開催しました。このセミナーには、天津市環境保護局や研究機関である天津市環境保護科学研究院等の専門家のほか聴講生として学生15人を含む35人が参加しました。セミナーでは、天津市の課題である温室効果ガスインベントリの作成方法、温室効果ガスモニタリング、低炭素社会に向けての都市計画と建設技術などについて、円卓方式で日本側講師、中国側説明者の発表及び意見交換が行われました。セミナー参加者からは、「低炭素経済は継続的に発展していくため極めて重要な手段となる。」「講師の発表と討議を通じて、低炭素都市建設と計画に対して更なる認識ができた。」「総量規制と排出権取引に関する状況と対応方法の紹介は、現在従事している仕事にとって、有意義で参考となった。」などの声が寄せられました。(福島)

セミナー風景