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掲載日:2010年4月1日
ICETTのある四日市は、1959年に国内初の石油化学コンビナートが市内の旧海軍燃料廠跡地に建てられ、更に1963年と1972年のコンビナート増設以降、日本の中心的な産業都市のひとつとして、目覚しく成長してきました。産業発展の過程で、「四日市大気汚染」として有名かつ深刻な公害が発生し、地域住民の健康や環境に甚大な損害を与え、やがて、四日市の公害は、世界的にも知られるようになりました。しかし、産業、地方行政、研究機関が一体となって、公害対策に取り組んだ結果、深刻な大気汚染問題が解消され、地域の生活環境が劇的に改善されました。
ICETT(国際環境技術移転センター)は、1990年3月に、国内で蓄積されてきた公害防止技術、環境管理のノウハウを開発途上国に移転するために、国(現経済産業省)や国内の主要企業、学術機関等の支援を得て、三重県と四日市市及び出捐企業によって設立されました。ICETTは、急速な工業化により発生した公害に苦しむ諸外国の環境保全・改善に努めており、それが、地球の環境保全に寄与すると信じています。
そのために、ICETTでは、研修・技術指導、調査・研究、交流・連携 情報提供・普及啓発などの取り組みを行っています。そして、このような取り組みを効果的に連携することによって、各国における特殊なニーズにこたえるべく、技術移転を推進しています。
ICETTとは
ICETTは、内閣府の認定を受けた、専門的な技術を提供する非営利機関です。環境関連技術及び、環境保全策等を開発途上国に移転することを目的としています。直接経済的支援を提供する機関ではないので、研究開発、人材育成等の各事業は、通常、政府開発援助(ODA)、地方公共団体、民間企業等の各機関から委託や補助を受けて実施しています。
ICETTは、環境分野における国際協力を専門とする国内初の機関として、以下のような研修事業を実施しています。
環境保全の分野での人材育成を目指し、諸外国の行政官、技術者、研究者等を対象に、日本国内で取り入れられている環境保全に関する行政の施策及び技術を中心に研修を実施しています。
現在、海外からの研修員を国内で受け入れる研修と、講師や専門家を海外に派遣する研修の二通りの人材育成事業を実施しています。
ICETTでは、研修プログラムを円滑に進めるために、下記の研修内容・方法を取り入れています。
主に英語、中国語、スペイン語、ロシア語のうちいずれかとし、国別のコースによっては当該国語で実施することもあります。
所定の期間を満了して研修を修了した研修員には、委託元等から修了証書が授与されます。
国内受入研修:通常、ICETTが保有する宿泊施設(シングルルーム)に泊まっていただき、カリキュラムによっては、他の一般宿泊施設を利用します。
研修を目的としており、華美なサービスはありませんのでご了承下さい。
注:洗剤、シャンプー、歯ブラシ、バスタオル(大判)は各自ご持参ください。